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  • 2017/07/07(金)
  • 農業を志す方々へ―吉田農園 吉田 忠弘さん―

~千葉の農業を盛り上げる!★若き経営者の挑戦★~

 

千葉県生まれ千葉県育ち。生粋の千葉っ子の吉田さん。
ニンジン、ダイコン、キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシ、エダマメ、ナス、トマトなど主に露地多品目野菜の栽培を行っています。
販売先はスーパーや市場へ出荷するだけでなく、都市近郊型農業であることを活かした直売所経営も同時に行う、ひと呼んで『ハイブリット農業』を実践中!
今回は、将来を担う若き経営者である吉田さんへ突撃インタビューをしました!

 

 

============【吉田忠弘さんプロフィール】============
千葉県千葉市若葉区の農家の長男として生まれる。
農業で様々なことに挑戦し続ける父の背中を見ながら育つ。
高校卒業後すぐ就農を考えるが、父の勧めで東京農業大学に進学。
堆肥や農業経営について学び、卒業後就農。
現在、就農6年目の28歳。
20代の若さを武器に農業界を盛り上げようと尽力している。
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◇◆まずは、吉田農園のこだわりを教えてください!

 

それはずばり"鮮度"です。
野菜の種類にもよりますが、見た目にも食味にも一番影響するのはやはり鮮度だと思います。
収穫して時間が経ってしまうと野菜はどんどん萎びていってしまうので、できる限り早くにお客様へお届けできるよう
畑に隣接している直売所や近隣のスーパーで主に販売するようにしています。
トウモロコシにいたっては鮮度がそのまま味の差に直結する野菜ですので特に注意を払います。 

 

 

▲▲ 吉田さんのトウモロコシ畑にお邪魔しました ▲▲

明日から収穫を開始するというトウモロコシを一足お先に味見しました♪♪

 

◇◆めっちゃジューシー!!果汁が溢れる!確かに"鮮度"は大切ですね...

もう甘くなってる!美味しいですね~。やっぱり"美味しい"ものを作るとテンションが上がりますね。
トウモロコシの場合、植物の呼吸量が少ない早朝の時間帯に収穫をした方が美味しいので、早朝から作業をしています。
もう一つこだわりがありました。品種選びにも力を入れています。ニンジンひとつとっても様々な品種がありますので日々研究しています。
気になった品種はメーカーに直接問い合わせて情報を集め、納得のいく品種を選ぶようにしています。
 

 

 

▲▲ 7月上旬の暑い日にインタビューをしました ▲▲

愛犬も暑さで少々バテています...

 

◇◆農業をやっていて、どんな時が楽しいですか?

やっぱり自分が"美味しい"と思う野菜をを作っている時かなと思います。
例えばキャベツの場合、春系キャベツと寒玉キャベツと別々の品種があって、寒玉キャベツの方が棚持ち(出荷してからの日持ち)もよく売りやすいので収入は良くなるのですが、春系キャベツの方は美味しいので作っていて楽しいんです。
後は単純に直売所やスーパーの店頭に立った時にお客さんから「美味しかったよ。他のは食べられないわ!」と言われた時は日々の努力が報われた~と嬉しく思います。
 

◇◆では一方で、どんな時が大変だと感じますか?

"鮮度"で勝負している分、野菜を収穫するタイミングは私たちの都合ではなく野菜や出荷時間にとって最適な時期を狙っています。
場合によってはその時間が早朝だったりもするので、朝早くから畑へ出て作業しています。
毎日8:00~17:00で働く方が体は楽なのかもしれませんけどね。
季節や天候、植物が相手の仕事なのでこれは仕方ありませんし、せっかくだからより"美味しい"ものをお届けしたい...。
こんな日々の努力が消費者の方へも伝わるといいなあと思っています。
 

 

 

◇◆この先の展開について、少しだけ教えていただけませんか?

自分の農園を大きくすることも一つの目標ですが、地域にもっと人を呼び込みたい!仲間を増やしてもっと盛り上げたい!と思っています。
就農して6年目。近ごろは若手である私に畑を代わりに管理してほしいという高齢の方も増えてきました。
千葉県千葉市という土地条件は、都市近郊型としてはもちろん、様々な可能性があると実感しています。
新規就農に興味がある!という方がいらっしゃれば是非サポートをしていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

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